子どもの咬合を考える会

お子様のふだんの姿勢に問題はありませんか？

からだの姿勢と歯のかみ合わせには実は深い関係があります。

例えば、猫背の姿勢をしてみて下さい。

胸が縮こまり呼吸しにくいため、口が開き舌や下あごも前に出てきます。

これは“うけ口”の状態です。

いつもいつもこのような姿勢でいるとかみ合わせも“うけ口”の状態になってしまうことがあります。

お口はからだの一番上にある頭に位置します。

そして上あごは頭についていますが、下あごは頭にぶらさがっています。

両腕が肩からぶら下がっているように下のあごは頭にぶらさがっているのです。

からだを傾けたり、ねじったりすると頭についている上あごとぶら下がっている下あごの向き合い方にずれができます。

つまり上あごと下あごがずれてしまいます。

悪い姿勢をとることは、上あごと下あごの位置のバランスを壊すことにつながるのです。

良い姿勢をとると頭の位置もおさまり、下あごも良い位置にくるのです。

あなたのお子様のふだんの姿勢をチェックして、健やかな成長に導きましょう。