子どもたちの健全な咬合育成を行う歯科医師団体

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子どもの咬合を考える会 第23回特別講演会(2019年4月14日)を終えて

      2019/05/19

子どもの咬合を考える会第23回特別講演会が2019年4月14日京都テルサホールにて行われました。今回北は北海道から南は沖縄まで520名余の参加があり盛会のうちに終了できたことを御礼申し上げます。

講師はポ-ル矯正歯科センター所長の各務肇先生。当会は各務先生のご講演を聴いた歯科医師が3D装置を勉強する会として発足したこともあり、ご講演は今回で4回目になりました。

当会の原点ともいえる先生をお迎えし『不正咬合を予防する‐咬合誘導(育成)は何のために必要なのか?‐』という演題でご講演いただきました。先生のご講演はいつもインパクト満点で、今年喜寿を迎えられたとは思えないエネルギッシュで熱のこもった講演内容で、常に研究を怠らずアップデートした情報も披露していただきました。

さらに講演会場が広いテルサホールということで、いつも黒板に書いて説明される内容のかなりの部分をスライドで作って下さり、分かりやすい内容となっていました。私が初めて各務先生の講演を聴いた1994年1月から25年余り経っているのに、そのパワーと熱のこもったお話しは健在で、10時から17時までの時間を独演され、受講者は各務ワールドに魅入っていたように感じました。

今回会員口演発表はありませんでしたが、パネル展示を会員の白石千栄子『こんなに楽チン3Dモジュール矯正の世界』、向所真由美(こいし歯科勤務)『ヨガによる口腔機能改善の試み』、木本恵理沙『Myobraceシステムから学んだこと』、撰 能理子『3Dリンガルアーチを用いて第一大臼歯の萌出異常を修正した症例』の4名が行い、受講者の質問に答えました。

受講者の皆様におかれましては、最後まで熱心にご聴講有り難うございました。

なお各務先生のコメントですが、今回の講演時間では上っ面だけの概要しか、お話しできないので、全貌を正しく理解するためにはセミナーを受けてほしいと言われていました。講演会直後に行われるブラケットによるフィニッシングコースは満席の盛況だそうです。

当会には各務先生のセミナーを受けた会員やJOSG認定医も多数おりますので、入会やオブザーバー参加の方は事務局までご連絡ください。
(参考リンクはページ下部に記します。)

来年の特別講演会は2020年4月12日に同じ京都テルサホールで長崎の有田信一先生と東京の関根陽平先生をお迎えし、開催することが決まっております。

今後も当会設立趣旨に沿った興味深い講演会を開催させていただきますので、よろしくお願いいたします。

第23回特別講演会 大会長
三村 善郎

リンク

筑波総合歯研(各務先生のセミナー情報があります) http://www.tsukuba-shiken.co.jp/

JOSG(日本一般臨床医矯正研究会)各務先生の講習を受講した歯科医師の研究会です http://www.josg.jp/




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