子どもたちの健全な咬合育成を行う歯科医師団体

子どもの咬合を考える会子どもの咬合を考える会

子どもの予防矯正治療は、全国で受けることができます。お近くの会員医院にご相談下さい。

第29回 特別講演会のご案内

    不正咬合は予防できる ~60年・今こそ語る予防的矯正とは~

    不正咬合は、単なる歯列の問題にとどまらず、全身の成長や健康、さらには子どものQOLにも大きな影響を及ぼすことが明らかになっ てきております。そこで今回は今まさに求められている“予防矯正”の意義と実践について、最新の知見を共有する機会といたしました。
    講師には、予防矯正の分野において豊富な知識と経験をお持ちの各務肇先生をお招きする運びとなりました。各務先生には、当会の特別講演会において5回目のご登壇となり、毎回豊富なご経験から深い示唆を与えてくださる貴重なご講演をいただいております。
    内容も常にブラッシュアップされ、装置の運用などの細かい注意点なども改善し臨床現場に直結する内容を通じて、私たちが明日から実践できるヒントをくださるものと確信しております。皆様ぜひご参加ください。

    子どもの咬合を考える会 会長  西田 尚人
    第29回 特別講演会 大会長 大川 寿子


    生まれた子どもが「将来、健康に生きていく」ために、どのような「予防的矯正」が必要なのか

    「 予防的矯正」とは、「人為的な動的早期矯正ではない」

    小生が研究し、行ってきた約60年間の矯正のすべては、最終的には人間を「噛み合わせ」で健康にしていく。
    その健康のもとは、歯列矯正からの「噛み合わせ」であり、それによって変化する下顎骨の位置であり、下顎骨位置が変化しての顎関節と舌骨上筋群のバランス、そして歯列・咬合によっての舌の部屋と舌・ストレス、舌筋の状態、舌小帯などが原因となる酸素の呼吸量などである。
    乳歯について考え始めたのは、大学5年から、そして卒業後、矯正学を始めて12年目に教授の意向により、咬合誘導的な講演を始めている。
    また最後に辿り着いた「舌骨上筋群」については、不思議なことに、高校2年から勉強を始めていた。歯との関係など解ってもいなかったのに。小生の研究の行程には不思議がいっぱい。自然界は、「人」として生まれた時から、将来健康な成人になって、それを維持させていくため、顎・顔面を始めとして、生体を成長発育させている。
    我々は、その発育の中で、特に顎・顔面そして歯列の自然界的な発育を知らなければ、適切な補助的矯正医療ができるはずがない。
    それらを知ることによって、いかにして自然の発育に逆らわないで、その子どもを助けていけるか。
    そして、近年は、特に増加してきた重要な病的変化を見逃さないで、将来健康のための歯列・咬合を作っていくか、時間の許す限り、お話しします。勉強しましょう。


    各務 肇先生

    各務先生

    ポール矯正歯科センター開設
    日本一般臨床医矯正研究会(J.O.S.G)顧問
    日本歯科矯正歯科学会 認定医・指導医
    日本全身咬合学会 認定医・指導医・副理事長
    日本成人矯正歯科学会 認定医
    日本口蓋裂学会 名誉会員
    生涯健康医学会 指導医 他


     

    開催概要

    日時

    2026年3月29日(日) 10:00~17:00 受付開始 9:30~


    会場

    京都テルサ テルサホール(JR京都駅徒歩15分) TEL:075-692-3400


    参加費

    早期登録
    医師・歯科医師 17,000円 /その他 8,000円(2026年1月31日までのご入金)

    事前登録
    医師・歯科医師 20,000円 /その他 10,000円(2026年3月2日までのご入金)

    早期登録並びに事前登録にはお弁当がつきます。
    ※事前登録締切後のお申込、当日登録についてはホームページをご確認ください。


    申し込み方法

    ホームページからの申し込みは下記のフォームよりご登録ください。



     

    注意事項

    • 決済が完了されない場合は、登録完了にはなりませんので、ご注意ください。
    • 決済完了後、参加証を送付いたしますので、当日必ずご持参ください。
    • 領収証は原則発行いたしません。
    • 参加費の返金は、原則いたしません。

     


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