第28回特別講演会開催のお知らせ
日時:2025年3月30日
会場:京都テルサ テルサホール
当会では『不正咬合を予防できる』をテーマに長年研鑽を積んでまいりました。そして不正咬合と口腔機能の発達は密接に関係してい
るということが明らかになってきました。しかし、小児の不正咬合は具体的にいつから予防するのか?ベストなタイミングを導くまでには
至っておりません。正く成長発育させるには必要な時期に必要な刺激を与えなければ、手遅れになってしまいます。それではいつから口
腔機能にアプローチしていくことが効果的なのでしょうか。
今回お招きした藤原康生先生は歯科医師に加えて保育士と介護支援専門員の資格を合わせて持たれており、子どもの発育、発達の
順序性を知ることで、いつからどのようにアプローチすれば良いか明確にしていただけるものと確信しております 。全ての歯科医療関係
者にぜひ知っていただきたい内容となっておりますので奮ってご参加ください。
子どもの咬合を考える会 会長 西田尚人
第28回 特別講演会 大会長 白石千栄子
小児の不正咬合はいつから予防すればよいのか
〜0歳からの口腔調査で判明した不正咬合の原因と予防〜
抄録
「子どもは口腔や頭部から成長する。口の成長が全身の成長を牽引する」
子どもの成長には部位や機能ごとにゴールデンタイム(感受性期、敏感期)が存在し、その時期を逃すとその部位や機能はほとんど成長しません。
6歳ごろにはほぼ終わっている口腔の成長は一体いつから介入すれば十分な口腔の成長を望めるのか?保育士として成長発育の感受性期を知り、6年間に渡る『0歳からの口腔調査』から判明した驚くべき結果と、その時期にしか出来ない適切な介入・誘導方法を詳しく伝授します。
講師 藤原 康生