子どもたちの健全な咬合育成を行う歯科医師団体

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子どもの咬合を考える会 第27回特別講演会
(2024年 3月10日)を終えて

大会長 小佐々康

この度は、京都テルサで開催されました第27回特別講演会にご参加いただき、誠にありがとうございました。コロナ禍も明け、今回も昨年同様、リアルの会場開催のみとなりましたが、多くの方々にご参加いただきまして、無事終了することができました。これもひとえに、皆さまのご協力とご支援の賜物と、心より御礼申し上げます。
今回は講師に青森県でご開業の土岐志麻先生を講師にお招きし、『子ども口腔機能の育て方〜問題点・解決への道・私たちが今やらねばならぬこと〜』と題しご講演いただきました。
近年では、子ども達の齲蝕の数は大きく減ってきていますが、不正咬合の割合は依然として減少していません。また、日本は超高齢化社会となる中で、高齢の方々の口腔機能の著しい減少による誤嚥、咀嚼不足、摂食障害などの問題が叫ばれています。いずれも乳幼児から学童期にかけての口腔機能の育成が十分に為されていないことが、大きな原因ではないでしょうか。そのような問題に予防ができるのは、子どもを乳幼児期から適切にフォローし、口腔機能を育んでいくことが重要であると考えます。
今回、土岐先生には日頃多くの子どもたちと接しておられる中で、臨床の実例を交えながら、今の子どもたちの口腔機能にどんな問題が生じているのか、そしてそれらに対する具体的な解決策をお話いただきました。
本当に学びが多く、子どもたちの見る目が変わり、アプローチも変わった1日になったと思います。
ご講演いただきました土岐先生、ご参加いただきました皆様、そして運営いただいた当会会員の皆様、本当にありがとうございました。 また今後とも当会をよろしくお願いいたします。

 

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