子どもの咬み合わせ育成指導
2018/08/19
子どもの頬杖や指しゃぶりなど、何気ない習慣的なしぐさや習癖は咬み合わせや歯並びに影響を与えます。成長期(0歳~15歳)のあごは特に大きな影響を受けます。
現在、咬み合わせに歪みがある場合はもちろんですが、将来問題が出てくると予想される癖がないか日頃から注意することが大切です。
「子どもの咬合を考える会」ではこの様な咬み合わせの異常を誘発させる原因にも目を向け、咬み合わせや歯並びに現れているわずかなサインを見逃さないように日々勉強しています。
例えば、乳児期においては母親がお子さんにお口のマッサージを行ったり、指で歯をつまんだりして常に刺激することで唾液を出しやすくし、その唾液を飲み込むことで口の正しい発育をうながします。
また、授乳から離乳食の状況がどうか、食べる時の姿勢や口呼吸になっていないどうかも、口の望ましい発育につながる大切なポイントです。
望ましい発育が行われていると、本来のかみ合わせは4才から6才に出来上がってきます。
この時期を過ぎて咬み合わせの異常や未発達が見受けられる場合は、簡単な器具を使って行う「咬み合わせ育成指導」が必要になってきます。
お子さまの歯並びや咬み合わせに関する疑問などがあれば、ぜひ一度会員にご相談ください