子どもたちの健全な咬合育成を行う歯科医師団体

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子どもの咬合を考える会 第24回特別講演会を終えて

      2022/07/15


新型コロナウイルス感染症・Covid-19のまん延のために2020年4月に開催予定していた特別講演会をやむなく中止することになりました。
その後、Covid-19感染の推移を慎重に見ながら、延期開催を目指して活動を再開致しました。
2021年4月に開催予定も危ぶまれる中で、初の試みとしてWEBを活用して京都テルサから現地開催とのハイブリッド形式で開催致しました。
会場で122名、WEBで109名の参加、総数231名の参加者を迎え、何とか無事に終えることが出来ました。
不慣れで不備なことも多くご迷惑をおかけしたにもかかわらず、参加下さいましたみなさま方に深く感謝申し上げます。

午前中は、有田信一先生からライフワークとして取り組まれてきた健康教育を中心とする予防矯正の流れと共に、課題と展望として予防矯正の地域的な取り組みについてご講演いただきました。開業歯科医として自院にとどまらない地域との関わりから取り組む必要性を学びました。

午後は、鍼灸師の立場から歯科の必要性に気づき歯科医師にもなられ、各種スポーツにアスレティックトレーナー・チームデンティストとして活躍されているみはる矯正・歯科医院関根陽平先生から、スポーツ歯科医学的サポートと不正咬合の予防との融合についてお話し頂きました。歯科医師としての見方だけでなく東洋医学的な見地との融合の必要性を学ばせて頂きました。

最後に、シンポジウムでは、今回のメインテーマ「丈夫な子、優しい子、賢い子に育つために」をもとに、座長に当会の馬渕隆史がつとめ、両講師と一般臨床の中で予防的観点から子どもを診ていくことについて議論を深めることが出来ました。会場からも元開富士雄先生や丸茂義二先生の質疑があり有意義なものになりました。

最後になりましたが、新型コロナ感染症の影響から、講師の有田信一先生と関根陽平先生には、特別講演会の中止から延期開催と長期にわたる多大なご迷惑とご足労をおかけしたことを改めてここでお詫び申し上げます。誠に有り難うございました。

パネル発表の当会会員、中野崇、桑原茂久、高尾賢太郎、各先生方にも資料の作り直し等の労力をかけましてここに感謝致します。

 大会長 後藤 諦



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