子どもの咬合を考える会遺伝だから仕方がない・・・？
「自分の子どもの歯並びが悪いのは、遺伝だから仕方がない」
とあきらめていませんか？
歯の大きさという点では、遺伝と言わざるを得ません。
では、アゴの大きさはどうでしょう。
たしかに遺伝の部分も否定できませんが、歯よりずいぶんとやわらかい骨は、外部の力に影響を受けて変化し易いのです。
外部の力とは、口唇、舌、ほほ（頬）など口の周囲の筋肉はもちろんのこと、うつ伏せ寝、ほほ（頬）杖、ごはんの食べ方、座り方、姿勢、かばんも持ち方など、数えあげればキリがない位ありとあらゆる力が関係してきます。
これら歯並びにの悪影響を及ぼす悪いクセを、『悪い』と自覚している人はどれだけいるでしょう。その親の悪いくせを、子どもはまねをして育っているのです。
もちろん親自身も悪いと思っていないので、子どもに注意を与え、治すということをするはずがありません。
親と同じ悪いくせで、悪い力を与えるのだから、親と同じような悪いあごの形、悪い歯並びができてしまっても不思議ではありません。
逆に言えば、この悪い力を与えなければ、歯列不正を予防することは可能なわけです。
歯並びが悪くなる前に危険（キケン）信号を見抜き、指導ができる様、我々子どもの咬合を考える会は、多方面から勉強しています。
子どもは、今は大丈夫だと思っていても、自分、もしくは配偶者や親せきが歯並びが悪いという方はぜひ早めにご相談ください。