子どもの咬合を考える会第22回特別講演会(2018年4月22日)を終えて
2019/06/02
京都テルサにおいて講師に、朝日大学歯学部客員教授で浜松市ご開業の矯正専門医鈴木善雄先生をお迎えして、午前午後一日通して「不正咬合は病気です!」-早期治療による口腔機能の改善―と題してご講演いただきました。
それぞれの不正咬合の分類に応じて、多くの症例を供覧され詳細な解説をしていただきました。
早期に治療を手がけることで将来も安定して良い咬合状態を保っている長期症例を数多く見せていただくことで、我々の会が提唱している早期治療、予防矯正の意味合いがいっそう深められました。
また会員発表では
西田尚人先生「拡大床を利用した症例の考察」
後藤諦先生「早期治療の前に、かみ合わせ育成指導を!!」
三村善郎先生「筋機能と機能矯正装置について」
馬渕隆史先生「3D装置を使用した長期経過症例の考察」
それぞれ会員が自身の臨床例を提示しました。
最後に講師の鈴木先生と大会長、会員発表者を交えて質疑に対して答える形でまとめが行れました。改めて早期治療の有用性について確認され、盛大な特別講演会の幕を閉じました。